【コンコリートのひび割れ】本物のケイ酸塩表面含浸材とは?

世の中のケイ酸塩表面含浸材。性能は色々

近年、コンクリートのひび割れに対するケイ酸塩表面含浸材による補修効果が注目されています。
取り扱いをする販売メーカー・施工店も増えていますが効果もマチマチです。
今回はそもそも、正しい本物のケイ酸塩表面含浸材とは何ぞや?をお話します。

コンクリートひび割れの事実

コンクリート構造物は経年劣化や打設初期など、ひび割れの発生が散見されます。
ひび割れを介して酸素や塩化物イオン、水などの侵入により早期の鉄筋腐食が懸念されます。

0.2mm以上のひび割れに対して、エポキシなどの注入剤などの補修を行う対策が講じられていますが、ひび割れの構造を理解していない業者が多いのが事実です。その為、注入剤がひび割れ深部にまで行き届いていると言えず、例えば下面から注入した場合、注入深さが1〜2cm程度の場合が散見されています。
0.2mm以下のひび割れも場合であっても表面張力が大きく動く為、むしろ内部に水分や塩化物イオンが浸透しやすくなるケースもあります。将来的に耐久性の低下を招く恐れもある微細クラックに対しても何かしらの対策を講ずる必要があります。

本物のケイ酸塩表面含浸材とは

ケイ酸塩表面含浸剤による補修効果は、コンクリート中のCa2+および、水と反応して結晶を生成する働きと、材料自体がガラス質の固化物によってひび割れを閉塞します。また、ひび割れ部に水が供給されることで、ケイ酸塩表面含浸剤の反応が進み閉塞性が高まることや、反応に必要なCa材料とケイ酸塩表面含浸剤を組み合わせることで、ひび割れの内部に人工的に結晶を生成できるため、ひび割れに対して
安定した閉塞効果が期待できます。ケイ酸塩表面含浸材はエポキシ系樹脂等に比べて粘土が低いため、微細なクラックも容易に深部まで含浸できる利点があります

ケイ酸塩表面含浸材もピンからキリまであります。
東海技巧は正しい材料の見極めはもちろん、各種暴露環境下における試験データを基に、効果のある正しい施工方法を熟知しております。
コンクリート構造物の長寿化を目指し、みなさまのお役に立てる補修をいたしております。

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